転職成功者の声①

私は某電子部品を扱ってる日系商社で営業として働いていましたが、2020年コロナの影響そして会社の縮小する方針によって仕事をなくしました。
不景気の中でアルバイトしながら再就職を考え、いろいろな人材会社に求職依頼をしてみましたが、なかなかうまくいきませんでした。 しばらく就職活動を継続して2021年の後半に、Alineに出会いました。求人広告をみて早速登録してみましたが、ほかの同業者と違って最初からせっかちな進め方ではなく、しっかり状況と個人の希望を理解した上で案件を紹介してくれました。面接に行ったら求人の会社背景と募集内容など、事前の説明とちゃんと辻褄が合いますし、数件の紹介を受けて年末頃に就職が決まりました。その後も約週1回の頻度で自分と雇い主側とそれぞれ連絡取って、状況をフォローしてくれました。全体的にアレンジのやり方と質も結構よかったから、求職者にはとてもおすすめできると思います。

香港での人材募集・転職活動ならエーラインの鎌田にお任せください。

香港には約700の転職エージェントがあり、その中には日本から進出している日系大手も含まれています。又コロナ禍で人材募集どころか解雇の話しばかり聞くようになった昨今、なぜ人々はエーラインにお問い合わせをくださるのでしょうか?

人材紹介会社エーラインの強みとは

①コンフィデンシャルの案件の取り扱いが多い

弊社にご相談をくださる企業様は募集をオープンにしておられるよりもコンフィデンシャルで秘密裏に募集したいというケースが多い状況です。その多くが既存社員のパフォーマンス不足による差し替え、或いは新しいポジションの募集です。

コンフィデンシャル案件の場合は、候補者と企業側との間に入る我々エージェントの立ち回りが非常に重要となり、且つこの件(新規採用ができたら既存を解雇する)を知りえる人物を特定させたい場合などがあることから、私どもに連絡をいただくケースが多々あります。弊社では企業側と候補者側を担当する人間が同一人物となることから、状況説明もしやすく又コンフィデンシャリティも守られやすいと考えます。

更にこのようなケースは事前準備に時間がかかることから、お客様との伴走期間が長くご質問や不安材料への対応なども多岐に及びます。香港での人材斡旋経験17年、トップ・ミドル・ジュニア・大量採用・ヘッドハンティングなどマルチでの経験を持つ鎌田だからこそできる案件とも言えます。

②求人案件の半数が取引先企業からのご紹介

人材募集を検討されているお客様と知り合ったきっかけは、別のお客様やパートナー企業からの紹介であることが非常に多いのが特徴です。これは弊社が以前ご紹介した方のパフォーマンスにご満足いただいていることの証ではないかと思います。

③転職希望者の紹介が後を絶たない

こちらは転職を考えているが色々迷っているのでアドバイスが欲しいという方が非常に多く、登録面談は1時間を優に超えることも多々あります。転職を希望している理由と今の業務の分析、更には転職した場合起こり得そうな問題、又給与だけではなく福利厚生面、通勤面など多岐にわたってアドバイスをさせていただきますが、最も大事にしているのは相手の話を聞くこと。なぜ私に行きついたのか、連絡するまでに紆余曲折あったのか等、お話を通して少しずつ会話を広げていきます。

人口740万人という香港において、約2万人と言われる日本人コミュニティで、17年間人材斡旋業に従事してきた実績が弊社にご相談をくださる皆様からの信頼をいただいているのだと有難く感じています。

多くの候補者と話をしながら、毎回お伝えするのは「今回の転職活動が本当に必要かどうかを考えてください」ということ。実は転職せず、今の会社に残った方がよい場合もあるのではと話します。

我々エージェントは、企業様にご紹介しないとコミッションは入ってきませんが、弊社のミッションはそこにはありません。「本気で転職をしたい方」と「本当に従業員が必要な企業」をつなぐ、ご縁をつなぐお仕事だと信じているからです。

17年間の中には、天から降ってきたようなご縁をおつなぎしたケースもいくつかありました。Aさんにご登録をいただいたとたんB社からの求人が来てあっと言う間に決まったというケースです。このAさんは現在も香港オフィスのトップとして活躍されていて、何年たってもその時のことを忘れず、今は企業側の代表として弊社に人材募集のご依頼をくださる立場になっておられます。

このような方があちらこちらにいらっしゃることも、弊社の強みのひとつではないかと思います。この移り変わりが激しい香港に根を張り続けていくことは実は容易ではありませんが、弊社では引き続きここ香港で地場のご採用支援を行ってまいります。どうぞお気軽にお問い合せくださいませ。

退職勧告された時気をつける事

2020年12月、香港政府の補助金制度(ESS)が終了したことを受け会社都合で退職した方もいらっしゃるかもしれません。

春の時点でも化粧品などを販売する地場系チェーンストアでは、3月~5月のシニアスタッフの給与を4割ほどカット。一般社員は10~15%のカットを決めたとのこと。これにより目の前の固定費を3割ほど削減できる見通しだそうです。お粥のチェーン店では従業員の給与を2割カット。同意しなければ退職していただくことになったの記事がでました。

ではこのような状況が自分の身にふりかかってきたら、どう対応したらよいのでしょうか。

先ずは契約書を再確認。退職ノーティスは何日か、コンフィデンシャリティや競合他社への移動の縛りなどを細かくしっかり見ることが必要です。

その上で自分が給与をカットされても今の会社にいたいかどうかを確認します。例えば今のような状況なら転職のチャンスは少ないですから、給与が下がってもしばらくは動かず水面下で転職活動をしながら機会をうかがうなどです。

ちなみに香港の法律では、雇用主側が待遇面で従業員に不利な改定を要求し、それを従業員が受け入れない場合は会社都合解雇として取り扱ってもらえます。

では実際会社都合解雇になればどんなことが起こるかというと、先ず勤務年数が2年以上の場合は解雇金がもらえます。これは、最終的には毎月掛けているMPF(強制積立金)との相殺となるためメリットがあるのかと言われていますが、それでも早めにまとまったお金がもらえるのであれば嬉しいという方もいると思われます。

その反対で勤務年数が2年以内の場合は有給休暇の買い取りがあるくらいで、法律的に補償されるものはありません。

しかし会社都合解雇でも在職証明(Reference Letter) をもらうことは可能ですし、会社の経済状態が悪く止む無く退職ということになれば、それはそれでやむを得ないと思う方も多いので、次の転職に響くかといえばそうでもない場合もあります。実際ここ香港では会社閉鎖は日常茶飯事のことですし、特に今のような時期はあちこちで解雇が起こっていますから仕方がないよと流されることもありえるでしょう。そればかりか、会社が立ち行かなくなったからこそ会社都合での退職となるわけですから、自分には非が無いと言い張る人もいるくらいです。そのくらいの強者にならないと、ここではサバイバルできないとも言えます。

解雇されると凹むし立ち直れないと思う方もいるかもしれませんが、それは一瞬のこと。次へ行けばいいのだと思います。例えば私のような人事コンサルタントに相談するもよし。ウエブからオンラインで人材募集サイトに登録するもよし。Linkedinを更新してみるのもよし今は様々な方法での転職活動が可能です。

寧ろ新しい可能性が広がったと前向きに考えることをお勧めします。ズルズル仕事してきて自分ではなかなか決められなかったが、解雇してくれてありがとうと言っているのを聞いたこともあるくらいです。繰り返しですがここ香港では解雇は日常茶飯事であることをよく覚えておいてください。

このブログでは香港内での転職にターゲットしています。転職情報や履歴書作成の仕方、広東語や日本語を使用した模擬面接などを用意していますので、お気軽にご連絡ください。

香港不在の家族や就労ビザホルダーへのビザ延長申請について

今回は、一年以内に香港のビザが切れている方への代理申請プロセスについてシェアします。

申請受付期間:2021年3月31日まで

申請可能な方:現在香港にいない方で、ビザが切れて一年以内或いはこれから4週間以内にビザが切れる方

必要なもの:

  1. ID91 (ビザ延長書類)に直筆書類が入っているもの(コピー不可)

https://www.immd.gov.hk/pdforms/id91.pdf

  1. 委任状(委託者の名前を書いた用紙2枚)APPLY(申請)とCORRECT(回収)の2枚が必要(要直筆サイン)
  2. 就労ビザ取得の場合:所属している会社の在職証明(在職期間、給与、職位が必要)できれば会社のレターヘッドに印刷しているとなお可
  3. 就労ビザの場合:念のためにBRのコピー
  4. スポンサーが発行するレター:この人がビザ取得後6か月以内の香港に戻ることを確約します的な内容とスポンサーの直筆サイン
  5. 申請者のパスポート(顔写真のページ)のコピーと今回切れる(切れた)ビザが貼ってあるページのコピー
  6. IDカードのコピー

ポイント:全てのレターに [To Director of Immigration]という文字を入れること。

就労ビザなど会社が絡むものは会社の社印も押しておくこと。(できれば当日持参し、必要があればその場で押しても問題なし)

当日の流れ:

  1. 湾仔イミグレーション5階の窓口に代理申請を行う
  2. 受理されると7階の窓口へ行くようメモを渡される。それと書類を持って7階に行き、代理人としてイミグレーションの主任と面談。主に書類の不備がないかをチェックされるのと、連絡先電話番号の確認あり。(その際携帯など、すぐ連絡が取れる番号も書いておくとよさそう。)
  3. メモを渡される(「何月何日何時~何時に取りに来るように」と書かれたものか、或いは「電話連絡」と書かれたもの。
  4. 「電話連絡」の場合はイミグレからの連絡を待ってから指定の日にちに代理人が取りに行く。具体的に指定日時が書かれた紙をもらったら、その日時に同じ代理人がビザ回収用の委任状を持って取りに行く。

書類提出場所:湾仔イミグレーション5階の延長窓口(まだビザが切れていない場合はインターネットでの事前予約が可能。切れている場合は朝一番から並ぶ必要あり。)

全体の印象としては、可能であれば念のためノートパソコンと白い紙(及び会社の場合は社印)を持参しておいて、何か付け足してほしいと言われたらすぐに対応すればよいのではと思いました。ちなみに「ビザが取れたら六カ月以内にこの人が香港に戻ることを保証します」という文面については、それを反故にした場合どうなるのか(罰則があるのかどうかなど)には一切触れられていませんので、併せてお伝えします。